京商 ビートル改4WD 02
↑ 苦労したフロント側の駆動部分です。今回はメインのギヤをバギーチャンプ用のボールデフに換装。それにギヤ比を合わせたピニオンギヤを使ってチェーンから駆動を回しています。フロントダンパーステーもだいぶ削りました。
↑ バックラッシを調整できるようにピニオン側を上下に移動できる構造ですが、ご察しのようにギヤ同士の並行を出しにくい構造です。バッテリー数パックの走行で問題ありませんでしたが、もうちょっと平行度や剛性のある構造に変更しようと考えています。
メインギヤとボディポスト用のビスとの間は1mmしかありません(笑)。フロント側ギヤボックスはあと2~3mmは後ろに移動できるかな?ロアシャーシを作り直す必要があるので良いタイミングがあれば。
↑ ステアリングを切ったときのドッグボーンの外れやロックが問題でしたが、今回はドッグボーンをユニバーサル化。
マイティフロッグ用アッセンブリーユニバーサルシャフトのホイールシャフト+TA-05/TB-03シャーシ用の44mmユニバーサルドッグボーンの組合せです。ドッグボーンはあとで42mmも試してみるつもり。フロントナックルはアルティマRB5用を一部加工、ギヤ側のカップはオプティマ用のスチール製です。
走行会に向けた切羽詰った製作の途中で、奇跡的にできた組合せでした。マイティフロッグとRB5とTB-03をやってて良かった(笑)。ステアリングリンケージとドッグボーンはもう少し並行になるようにしたいですね。
↑ もう1つ、フロント側のチェーン用スプロケットは加工してワンウェイベアリングを圧入しました。左:未加工、右:ワンウェイベアリング入りです。
このワンウェイベアリングの効果で、アクセルオフ時はフロント側の駆動は空回りするので回頭性が高くなる、というスーパードッグファイターのような構成になります。楽にコーナーを回ることができたのはコレの効果も大きいかな。
↑ サーボセーバーやサーボ周り。前回に比較してサーボステーを追加しています。レイアウト的にはギリギリ。
↑ アンプはバック機能付きのTEKIN製。バッテリーはステンレス製のメインシャーシ間のFRP製ロアシャーシ上に配置しています。
スペースなくヨコモのショートリポを使用しています。アソシのバッテリーケースを使ってバッテリーの外形は固定していますが、アッパーデッキでバッテリーを上から押さえ込む構造です。
↑ リヤ側のチェーン用スプロケット部分。リヤ側の駆動を伝えるために、カウンターギヤのシャフトを延長したものを作ってチェーン用のスプロケットを固定しています。
下の比較写真で、上:シャフトを延長したカウンターギヤ、下:ノーマルサイズのカウンターギヤ(写真はCRP製)。純正ギヤに圧入されたシャフトを取り除いて延長したシャフトを入れていますが、カウンターギヤはピン固定に変更しています。
↑ 2.5mm厚FRP製のロアシャーシは全体ではこんな感じ。リヤ側のギヤボックスプレートまで一体化しています。
↑ フロントは駆動時の動きが大きいため、ロアシャーシとサーボセーバーマウントを連結して剛性を高くしています。
↑ そんな感じで一通り完成したビートル改4WD。苦労しましたが何とかここまで出来ました。
次に直したいのはこのあたりかな。
・フロントダンパーステーは削ってからだいぶ弱くなったので形状と厚さの改善
・フロント駆動用ギヤのアルミブロックの構造変更
・フロント側に比べてリヤ側のトレッドが狭いため、リヤ側のワイドトレッド化
↑ このビートル4WDは余裕があるときにバージョンアップしていく予定です。この話はきっと続くと思います(笑)
この1ヶ月こればっかりやっていたのでいったん別のことをやる予定ですが、仕様を変えた2台目の4WDシャーシを作製中だったりします。年明けにはやっとシャーシの形が見えてくる…かもしれません。
- 追記(2015.1.18) -
フロントナックルの部分についてご質問があったので写真を追加です。よければご参考下さい。
↑ 写真のようにフロッグ用のユニバ用リヤシャフト+フロッグ(グラスホッパー)用のホイールハブを使っています。他のユニバ用のシャフトを使うことができれば、別のホイールをつけることができると思います。(確かシャフトの長さが合わないとかあってこの構成だったと思います)
TAGS: 4WD・Baja Bug・Kyosho・Tomahawk・Tomahawk Custom | 2013-11-18