キングハウラー製作記

タミヤのキングハウラーを細々と製作しながらそろそろ1年。中々先に進まないので、(旧車バギーばかりやっているから…)HPに載せて自分に喝入れる事にしました。文章長いですがご了承くださいませ。

私はUSトラック(ビッグリグ、トレーラー等、色々呼び方はあると思いますが、国産やヨーロッパモデルには興味がありませんので、ここではUSトラックと呼びます。)が好きで、以前にもタミヤのキングハウラーやナイトハウラーを作っています。

USトラック好きは小学生の低学年(だったかな)に劇場で観た「コンボイ」から。当時のトイラジコンでスピーダー8(メーカーは覚えてません)なるケンワースの良く出来たトイラジがあり、こちらが先だったかもしれません。とても大きく高価で、ガキンチョの私には買ってもらえる訳もありませんでした。後にシンセイというメーカーからもダイキャストボディ製のとても良く出来たトイラジも発売されましたが、これもお店で眺めているだけでした。(このメーカー、なんとダイキャストミニカーまで商品化してくれていました。残念ながらこのメーカーは今は存在しません。)以降プラモデル等を作ったりしていましたが、どれも完成には至らないのは昔からの悪い癖。プラモデルといっても国産だとイマイのシリーズ(これは今でも仕様変更受けながら販売されています。)しか思い当たらず、あとはamtやイタレリ等の海外キットしかないという、日本ではとてもマイナーなジャンルです。

そんなマイナーなジャンルへ、タミヤは1/14というビッグスケールでUSトラックを商品化しました。1993年にキングハウラーを発売し、以降ラインナップを増やしながら現在に至ります。唯一残念なのが、オリジナルデザインだった事。このシリーズ、ヨーロッパモデルは全て実車メーカーからのライセンスを受けたスケールモデルなのに対し、USトラックはフォードエアロマックスのみ実在モデルで、他のモデルは全て(といっても今現在3種ですが)オリジナル、実在しないモデルなのです。これは本当に残念。ピータービルトやケンワースのモデル化を望みます。

そんなキングハウラーですが、発売当時すぐに購入して組み立てました。が、写真も何も残っていません。ストレート組みで仕上げたものの気に入らず、改造して気に入らず、結局廃車になりました。その何年も後に発表されたナイトハウラーのマルチファンクションコントロールユニットに感動して購入、現在ホコリの積もっている状況です。このマルチファンクションコントロールユニットは非常に出来が良く気に入っていましたが、私が好きなのは最新のエアロフォルムをまとったUSトラックでは無く、無骨なクラシックスタイル。ここはキングハウラーを再度購入し、ナイトハウラーと2個イチにしよう!と改造スタート。
特別な技術も機材もないサンデーモデラーですから、なるべく大きな改造は無し。実在するモデルに似せる事も考えましたが、どうにも似せられそうに無いのでオリジナルで行く事に決めました。それほど、キングハウラーは何とも似ていないのです。


製作開始
↑ピータービルト風にライト別体も考えましたが、既にやられている方も多く、完成後の強度も心配だったので現行のライトから小変更で行く事に。やはり4つ目がいいでしょ。

↑左が純正のライトユニット。実車でも見た事のない大きな4角の1灯。同社のブルヘッドと同じデザイン。右が新規製作中の2灯ユニット。上のプラバンはみな失敗。始めはライト部くり抜きで製作たものの精度が出ず、切り出したプラバンで枠を組んでいきました。

↑くり抜いたライト部分に付けるとこんな感じ。この時点でちょっと寄り目だったので、もう少し外側へ取り付け出来るように、プラバンでライトの台座を延長。

↑こんな感じ。内部にはもちろんLEDが入ります。ライトユニットはメッキにしたい所ですが、今回は塗装かなぁ。

↑気に入らない最大のポイントはバンパー。前に出過ぎていて、形もイマイチ。バンパー取り付け部品をカットして、FRP板でステーを作り直し。薄く見えますが裏からもう1枚補強入っています。 5ミリ厚のアルミ材からバンパーを切り出し。これで念願だったグリルとバンパーのツライチが実現。実車も大抵、ここの部分はツライチですよね。

↑ひとまず納得できるツラ構えになりました。ピータービルトでもケンワースでもない、怪し気なデザイン。

↑角はR付けて削っています。このバンパー、結構重いです。

←前から見るとこんな感じ。うーん、ブス。(笑)


ここで、引越しも重なり半年間のお休みへ…。このまま放棄???

続く
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