トマ改良

今回は走行会メンバーのJUNさん試作トマギアを谷田部でテスト。こちらのギア、有志を募って製作予定です。

↑左が今まで付けていた今野さん設計製作のPOM製。右がJUNさんが工場へ依頼して製作したグラス混入ギア。図面はまるみさんが製作してくれました。共に1次減速が48ピッチになっていますが、まるみさん設計ギアの方は2次減速が08モジュールになっています。
↑今回テストしたのはカウンターギアとセンターギア、それ専用のモータープレート(アルミ製)。(写真下)

↑装着するとこんな感じ。まったくの新品ではない状態でのテストでしたが、5パックほど走らせて耐久性は問題なしですね。(※デフは純正ベベルギアでは無く、ボールデフを使用)課題として上がったのが、

■ モータープレート(アルミ製)の強度不足。
あまりに柔らかいので(前回のひろきさんのテストでも、これが原因でギアをなめてしまいました。)重くなるのはしょうがないとして、ステンレスへ変更する様にお願いしました。

■センターギア(写真中央のギアです)の厚み。
1次減速、2次減速のギアを別々に削り出し圧入する製作方法ですが、ここにすき間ができてギアの厚みが出てしまっています。そのせいでピニオンもかなり浅く付いています。すき間が出ない様に圧入してもらえば解決できます。

■可能であれば…
センターギアのベアリング穴をもうほんの少しきつくしてもらえるといいかな?現状だとベアリングの取り付けがちょっと緩いです。問題点ではありませんが、センターギアの首振り対策です。

今回はデフスパーはテストできませんでしたが、製作パーツにはこちらも含まれる予定です。デフスパーは実際に走行させると、思った以上にダメージが出る部分ですので非常に有効と思います。純正は樹脂劣化もあってか、欠けやすいようです。

↑1日走行後に撮影。大丈夫ですね。

■トマスコ用ギアセット 製作のお知らせ■ JUNさんよりお知らせ

今回製作するギアは、センターギア、カウンターギア、デフスパー、専用モータープレート(ステンレス製)の4点セットになります。ギアは全てグラス混入樹脂です。カウンターギアのシャフトや、デフベベル(これは流石に作れません)は含まれません。

このセットを使うと純正で使用するギアはデフベベルのみとなります。ピニオンは各社48ピッチのものをご用意ください。計算していませんが、ピニオン28枚で約7〜8:1程度と思われます。

その他にカウンターギアのシャフト(純正からでももぎ取ってください)が必要なのと、モータープレートカバー(モータプレートに付ける薄手の黒い金属板です)の穴加工が必要です。モーターを取り付ける穴部分を長穴に加工する必要があります。

注文が20セットに達すると製作に入ります。1セットの販売単価は13000円程度(予価)。利益無しです。尚、工場に依頼するとはいえ個人製作ですので、パーツの初期不良以外には対応できませんのであらかじめご理解ください。今回が最初で最後の製作となります。追加製作はありません。近い内に有志を募りますので、興味のある方は続報お待ちください。

 

との事です。削り出しのギアは通常業者に依頼すると、とてもこの値段では出来ないんですよね。走らせる方には心強いパーツだと思います。ギア回りはトマのアキレス腱ですから。もちろん私も購入予定です。JUNさん、オプティマ系のセンターギアも製作してくれるみたいです。こちらも期待大です。

JUNさん製作のトマスコ用ギア、オプティマ用ギアの募集、終了しました。

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